お知らせ 学校長ブログ

「たからものは ふつうの日」を寄贈いただきました

このたび、小児がん支援活動に取り組まれている土井かおりさんから、絵本『たからものは ふつうの日』を本校に寄贈いただきました。

この絵本は、小児がんを患い、13歳で亡くなった土井大地さんが残した作文から生まれたものです。「ふつうに過ごせる一日こそが、かけがえのないたからもの」という大地さんの思いが、絵本を通して多くの人に届けられています。

大地さんは、豊中市の小学校、中学校に在籍されていた時、豊中市の「社会を明るくする運動」の作文に応募し、2度表彰を受けられました。小学校5年生で表彰された際には、表彰者の代表として舞台で作文を朗読し、私自身、会場でその姿を拝見させていただきました。治療の影響なのか坊主頭でしたがとても端正な顔立ちで、しっかりとした口調で話をされていた姿が今でも脳裏に焼き付いています。

あれから4年ほど経って大地さんは天国に召されたんですね。病気との闘い、思うようにならないストレス、大変なこともたくさんあったと思います。大地さん、そしてご家族、関係者の皆さま、本当にお疲れさまでした。

https://www.youtube.com/watch?v=JHV0ulyFDlY

土井さんは大地さんを小児がんで亡くされた経験と向き合いながら、現在は小児がん患者やそのご家族、きょうだい児を支援する活動に取り組んでおられます。また、小児がん患者らを支援するNPO法人の理事長を務める土井颯大さんとともに、「子どもたちが命の大切さに向き合うきっかけになってほしい」との願いを込め、この絵本を市内の学校や図書館などに寄贈されています。

https://for-good.net/project/1003288

「大地さんがしっかりと生き抜いた人生の証」と「ご家族の思い」が、多くの人に力と、勇気と、温かさをもたらすことを心から願っています。

本校でも、図書館での閲覧をはじめ、授業やホームルームなどで活用し、生徒たちが命の尊さや、何気ない日常のありがたさ、周りの人を思いやる心について考えるきっかけに繋がればと思います。

土井さん、そして豊中市の関係者の方々、ありがとうございました。