お知らせ 学校長ブログ

沖縄慰霊の日に寄せて

今日、6月23日は沖縄慰霊の日。

本校はここ数年、修学旅行で沖縄県の伊江島を訪れ民泊を体験し、島の方々との交流を通して、沖縄の自然や文化だけでなく、戦争の歴史や平和への願いにも触れる機会をいただいています。

昨年公開された「木の上の軍隊」は、この島で終戦を知らないままガジュマルの木の上で生き延びた二人の日本兵の実話に基づく作品で、観た人に戦争の悲惨さだけではなく、生きることの意味や平和のありがたさを改めて考えさせてくれました。

また、本校のある豊中市と沖縄市は、1974年(昭和49年)から、兄弟都市提携を締結しており、教育やスポーツ、文化、平和学習など多岐にわたる交流をしています。近年は、豊中市の多くの中学校が修学旅行先として沖縄を訪れているようです。

このように本校とつながりのある「沖縄」では、今から81年前、激しい地上戦が行われ、多くの尊い命が失われました。軍人だけではなく、多くの一般人も犠牲となり、その数は約20万人とも言われています。

今日、平和祈念公園では「沖縄全戦没者追悼式」が行われ、戦争によってかけがえのない尊い命を亡くされた方々に黙とうが捧げられるとともに、大切な命のバトンを受け継いだ人が平和への誓いを新たにしました。

歴史を学ぶことは、単に過去の出来事を知るだけではなく、自分事に置き換え、社会の在り方やその中で生きる自分自身の在り方を考えるきっかけになります。沖縄慰霊の日を迎え、改めて平和の大切さ、当たり前の日常のありがたさを実感しました。今、世界で起こっている戦争が、一日でも早く終結することを心から願うばかりです。

2年生の皆さんには、9月30日から実施する修学旅行において、沖縄の「今の姿」と「その歴史」をたくさん感じて欲しいと思います。

昨年の修学旅行の写真です。

              万座毛

      島の方からの歓迎の様子

         本島から見た伊江島