国際交流・地域交流

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生徒たちが岩手県立大槌高校の高橋校長先生と再会

3月3日、東日本大震災復興支援豊中プロジェクト実行委員会主催の講演会が豊中市立福祉会館でありました。「避難所になった学校現場から学ぶ3・11」と題し、岩手県立大槌高等学校長の高橋和夫先生が講演されました。

私たちは昨年8月26日、豊中市のボランティアに参加しました。その際、大槌高校を訪問しお話を伺った校長先生が、このたび豊中で講演されると聞き、書道Ⅲの授業で制作した「藍染めのれん」をプレゼントしようということになりました。現地でボランティアをした生徒たちが宮澤賢治の『雨ニモマケズ』を揮毫し、それを自分たちで染めて文字を白抜きし、素敵なのれんを作りました。

講演会の最後のセレモニーで生徒が「藍染めのれん」を手渡すと、高橋校長先生は大変喜んでくださり、校長室に掛けましょうとおっしゃってくださいました。

昨年の小さなご縁がさまざまに新しい花を咲かせます。今後もこのつながりを大切にして、さらなる花を咲かせたいと念じます。桜の小さな花は、満開になって豊かな大きな空間を作ります。桜の花にならって小さなきずなが大きな世界を包まんことを願いつつ・・・