桜花祭を終えて
校長 小山 正辰
今年の文化祭(9月15日)は、久しぶりに「桜花祭」の名前を復活させただけでなく、自治会執行部は、新しい取り組みに意欲的でした。
1.「桜塚から日本を元気に!!」という全体テーマを設定し、クラスやクラブの催しもそれに沿った内容にテーマ設定したこと。
2.「さくら協定」を記念して、全校生徒による「折り鶴アート」を完成させたこと。
3.パンフレットも小振りの小冊子に換え、持ち運びに便利、見やすくレイアウトしたこと、などなど。
1と2は連動しています。東日本大震災からの復興は、「いまだ道半ば」、まだまだ私たちのできることを続けていかねばと思います。そういう気持ちを生徒たちは「テーマ」と「折り鶴アート」という形で表現しました。1000人を超える生徒が一人7~8羽の折り鶴を作成し、それをつなぎ合わせて「桜」の形に造形しました。10月21日行われる「岩手県立大槌高校文化祭」に代表生徒が持って行くことになっています。
PTAのOBの方(桜援会)の方には、東北3県の物産展で来場者に東北の物産を宣伝、販売していただき、PTAにはバザーや喫茶の売り上げで生徒を支援していただきました。 OBの方々(尚和会)は歴史を振り返る写真展で多くのOBを誘い、例年の倍以上の先輩方に来場していただきました。
このように桜塚高校全体が一体となって文化祭を作り上げ、「被災地そして日本を元気に」と取り組みました。
次回は、大槌高校訪問のお知らせができると思います。お楽しみに
8000羽の折り鶴アート