五月巻頭言
GWが明け、来週から1学期中間考査がはじまります。
5月14日、豊中市の「とよなか都市創造研究所」主催「調査研究報告会」に佐藤首席、軽音楽部の生徒、顧問と一緒に参加してきました。地域と高校がどのように連携しているか、できるか、これからの方向性も含めた調査結果や、公民分館という豊中独自の地域組織との連携の模索も報告されました。本校の「岡町・桜塚商店街横断幕アート」の取り組みや軽音楽部が作詞作曲し、毎日商店街に流れている商店街応援ソング「おかまち桜いろ」の披露、そして、私や軽音楽部山口峻生(たかお)君もパネリストの一人として参加したシンポジウム、2時間が短く感じられる内容の詰まった報告会でした。 桜塚高校は、勉強も頑張る、クラブ(部活動)も頑張る、地域の方々との交流・連携も大事にするという学校です。このような形で日頃の活動を皆さんに知っていただいたことは嬉しい事でしたし、3年生川地君、黒田さん、雨宮さん、2年生蓮池さん、そして山口君という生徒たちが、なにより地域の皆さんに支えられているということを実感できたと思います。会場に詰め掛けていただいた多くの方々の中に、本校前身、豊中高等女学校1期生の越水ユリさんもいらっしゃり、終了後生徒たちと話し込んでいた姿が印象的でした。
70年という年の差を超えて何を話し込んでいたんだろう?(生徒は17,8歳、越水さんは88歳)
本年桜塚高校は、創立75年目を迎えました。GW中に、同窓会組織である尚和会やPTA、教育振興会が75周年を記念して、中庭である恵風苑、恩露園の散策道を改修いただきました。雨がふっても水たまりを気にせずゆっくり歩け、戦前から引き継いでいる両苑(園)を観賞いただけます。
4月7日、正門前にて「枝垂れ桜観賞会」を府民の皆様に公開したのに続いて、恵風苑、恩露園もみていただけたらなあ、と尚和会会長大畠様とも話し合っています。地域の皆さまから信頼され応援いただける学校であり続けたいと考えています。その力がOB,PTA,教職員皆で生徒たちを応援する力となり、生徒一人ひとりの成長の糧になると信じています。