大槌高校が来校されました
6月23日(火)、午後から岩手県立大槌高等学校の 小田島校長先生 をはじめ3名の先生方と 紺野生徒会長 を中心として生徒会の役員の皆さん達4名が本校に来校されました。大槌高校と本校の校章には「桜」が入っているということから、「桜」でつながる両校がこれからも交流を続けていくことを誓い合う「さくら協定」を3年前の夏(平成24年8月6日)に締結しました。以来、様々な交流を行ってきました。
今回は大槌高校の生徒の皆さんによる「東日本大震災と避難所運営からこれまでの交流について」というテーマでのプレゼンテーションが行われました。その中で、震災当時の状況と活動、その後の様々な交流について詳細に紹介がありました。震災後、大槌高校はすぐさま避難所に変わり、約500人の住民の方々が体育館に避難してこられ、震災後一か月間は生徒と教職員の方々だけで、避難所を運営しなければならなかったこと。生徒の中には津波の被害に遭い、家族や友人を亡くされた方もいましたが、懸命に避難所運営に尽力されたことなども報告されました。私自身もそうですが、今回のプレゼンを聴いた本校の生徒の皆さんたちは、あらためて「命の大切さ」や「絆の大切さ」を痛感したと思います。
その後、本校の軽音楽部と吹奏楽部の皆さんたちによる心温まる演奏がありました。小田島校長先生からも「素晴らしい演奏でした」とお褒めの言葉を頂戴しました。両クラブの皆さん熱演ありがとうございました。そして、大槌高校の皆様方この度は本当にありがとうございました。今後も末永く交流を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。