この夏、（本校の後援会である）桜援会の支援を受け作法室の畳や障子が新しくなりました。創立以来なかなか整備することができなかった場所がきれいになり、茶道部部員の皆さんをはじめとする関係生徒たちは、い草の香りのする新しい畳のうえで日々練習等に励んでいます。

障子の張替えは、経費削減のために部員が力を合わせて行いました。これも高校生活における思い出の一ページになるのではないでしょうか。

９月の文化祭では新調した作法室において部員によるお点前を披露し、多くの方に喜んでいただきました。そして、それは部員にとっても充実した時間でした。来場された方々に心から感謝をいたします。

＜茶道部の部員さんからのコメントです。＞

この度は文化祭に向けた障子の張替えや畳の新調をはじめ、様々なご支援・ご協力をいただき誠にありがとうございました。障子の張替え作業は部員全員で協力して行いました。後援会の皆さまのお陰で作法室が新しくなり、日々のお稽古の雰囲気も一層明るくなりました。

新しくなった作法室で迎えた文化祭では多くのお客様にお越しいただき２日間とも盛況のうちに終えることができました。１年生にとっては初めての文化祭で戸惑うことも多くありましたが、先輩方の姿からたくさんの事を学ぶことができました。

今年の文化祭を通して、より一層茶道に熱意を持って取り組んでいきたいという気持ちが高まりました。今後とも茶道部をどうぞよろしくお願いいたします。　　（以上）

作法室は、茶道部や筝曲部の活動以外にも定時制の授業などで活用されています。この度のリニューアルでさらに活用度が高まることを期待しています。