【男子バレーボール部】春季大会2次予選 報告
6月1日
春季大会2次予選(インターハイ・近畿大会予選)
[結果]
2回戦 桜塚 2-1 佐野工科
3回戦 桜塚 0-2 渋谷
3年生にとって最後の参加となる今大会、2回戦の佐野工科高校との試合では、1セット目を落とす苦しい展開となりました。しかし、選手たちは大崩れすることなく、A クイックを中心とした得意な攻撃パターンで着実に得点を重ねることができました。要所では高さのあるブロックが効果的に決まり、相手の攻撃を何度もシャットアウトしていました。2セット目、3セット目を連取し、見事逆転勝利を収めました。これまで練習してきた成果が、この大舞台で存分に発揮された試合だったと思います。
続く3回戦では、渋谷高校と対戦しました。この試合は、まさにこれまでの練習の集大成とも言える内容でした。お互いに譲らない拮抗した展開となり、自責による失点が10点と極めて少なく、1点を争う緊迫したゲームとなりました。どちらが勝利してもおかしくない状況の中、渋谷高校の落ち着きと安定感がわずかに上回り、デュースの末に惜しくも1セット目を奪われてしまいました。悔しい敗戦ではありましたが、このセットはチームのこれまでのベストパフォーマンスが発揮できたと言える内容でした。2セット目も、渋谷高校が集中力を維持し、常に先行する形で試合が進み、残念ながらゲームセットとなりました。
後に3年生にとっては、この大会が高校生活最後の公式戦となりました。佐野工科戦での逆転勝利、そして渋谷戦での手に汗握る接戦、コートに立たなかった選手たちも含めてチーム全員で戦い抜いた証です。選手たちの成長と、チームとして築き上げてきた努力の集大成でした。惜しくも上位進出は叶いませんでしたが、最後まで諦めずに戦い抜いた選手たちに、惜しみない拍手と労いをお願いいたします。
保護者の皆様の温かいご声援が、本当に選手の大きな力となりました。改めて感謝申し上げます。今後とも、本校バレーボール部の活動にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。