今週から3年生の授業が再開しました。

「週3回まで」、「１教室に20人程度まで」、「滞在時間3時間以内」という制限があるものの、ようやく待ちに待った校内での授業です。

今日は、3クラスずつ時差登校のうえ、体育館、食堂、視聴覚教室といった広いスペースに分かれてホームルームを行いました。

今年度になってから初めてのクラス全員集合です。

各場所では、担任からの話の後に生徒による自己紹介がおこなわれ、あちらこちらで拍手が起こっていました。

 

待ちに待った新しい仲間との出会い、新たな活動の始まりです。

来週からは2年生、1年生の授業も始まり、校内に活気が戻ってきます。

 

まだまだ、予断を許さない状況が続きますが、学校に登校することのありがたさや、仲間と会えることの喜びを胸に、1日1日を大切に送ってください。

 

私たち教職員も生徒の皆さんが徐々にとはいえ学校に戻ってくることを本当に嬉しく思っています。

この間、なんとか皆さんの学習をサポートしたいという思いから、オンライン学習へのチャレンジを行ってきました。そして、生徒の皆さんは、その思いにしっかりと応えてくれました。これからも生徒と教員が一丸となり、この大きな危機を乗り越えていきたいと思います。

 

今後、学習の遅れを取り戻すための指針が国や府から示されます。

おそらく、夏季休業日が短くなったり、行事を精選していくことなどが求められます。

 

学校に課された第1の使命は皆さんの学習保証、進路実現です。

しかし、それだけではなく、部活動をはじめとする教科外活動や行事も高校生活の大切な要素です。学習を保証したうえで、何が可能であるのかということも考えていかなくてはなりません。

 

まずは、今日のように生徒の皆さんが高校生活を送ることができる日が続くよう、

そして、授業だけでなく部活動やホームルーム活動なども通常に戻るよう心から願うばかりです。

 

そのためにも、引き続き私たち一人一人が、感染拡大防止に向けて、しっかりと行動していくことが大切です。