校長だより

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自衛隊の国際貢献をテーマにした国際理解授業実施

 11月12日(火)、3年GSC(グローバルスタディ・コミュニケーション)コースの「国際理解」の授業で、自衛隊大阪地方協力本部の栗尾和光一等陸尉をゲストスピーカーにお招きして、カンボジアとイラクでの活動体験を紹介してもらいました。カンボジアにおけるPKO(国連平和維持活動)、イラクにおける復興支援活動に実際に参加した様子を写真を使いながらお話していただきました。国際平和の実現のためには国際社会による様々な協力とアプローチが必要です。この中で、現実的には各国から派遣される軍隊など武装した要員の活動も不可欠なこと、自衛隊の国際貢献活動は憲法の枠内でPKO協力法などの法律に基づいて行われていることなども解説していただきました。

 隊員たちの現地での日常、現地の人々との交流、各国の文民スタッフや軍隊とのやりとり、現地の気候や食事への適応、どんな思いで日々の過酷な環境の中で仕事をしていたのか、カンボジアから日本に残した家族や恋人にかけた衛星電話の料金が1分1000円! といった現場を体験しなければわからないお話がたくさん聞けました。

 PKOや国際貢献活動をめぐっては内外において様々な意見があり、これが正しいという明確な答えがあるわけではありません。今回の授業は、平和な国際社会を築いていくために何が必要で何が出来るかを考えていく、貴重な材料になったと思います。