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「とよなかサクラプロジェクト」岩手県陸前高田市・大槌町訪問記

「とよなかサクラプロジェクト」岩手県陸前高田市・大槌町訪問記

平成24年8月、岩手県立大槌高等学校と本校とで締結した「さくら協定」にちなみ、豊中市・豊中市社会福祉協議会・本校とで今回「サクラプロジェクト」が実施されました。豊中では市役所と本校にしだれ桜が植樹され、同様の桜を被災地に植樹しようと、平成25年3月24日、25日と岩手県を訪問しました。

豊中市からは危機管理室長下村氏をはじめ4名、社会福祉協議会から勝部氏、そして本校校長小山と長谷川との7名で出発しました。現地で、更に豊中市関連の方が3名と大槌の藤原造園さんが参加して下さり、実際に桜を植樹しました。陸前高田では石の多い土壌に悪戦苦闘、大槌では日没との戦いで5本の桜を植樹。いずれも参加者のチームワークで乗り切り、翌日の植樹式に無事臨む事が出来ました。

三か所での植樹式をお伝えしましょう。大槌町役場では佐々木副町長と平野総務部長が参加して下さり、豊中市長の挨拶代読から厳粛に開始されました。平野総務部長は昨年夏「復興祈念高校野球交流試合」に主審として参加して下さり、本校としても大変なじみ深い方です。町役場は津波で大変な被害を受け、長らく仮設でしたが、被災した小学校を改装し立派な役場として再始動したところです。その入口付近に祈念桜を植樹しました。被災後、豊中市からも多くの職員が派遣されており、そして今もそれが続いています。その人々と出会い、嬉しく誇らしく思いました。出会いが繋ぐ絆は強くしなやかでした。

さて、いよいよ大槌高校です。校門を入るとすぐに桜塚の皆で作り昨年10月に寄贈した「「折り鶴アート」が目に飛び込んできました。正面玄関で「折り鶴アート」が迎えてくれました。

桜塚の皆の想いを大切にしっかりと大槌で受け止めて下さっています。そして、職員室や教室からも見える素晴らしい所に「復興祈念桜」が植えられています。そこでの植樹式。

校長先生始め多くの先生方が立ち会って下さり、和やかな素敵な植樹式となりました。当日は生徒登校禁止日で、生徒達と再会できなかったのが少し心残りでしたが・・・。「さくら協定」の締結以来、大槌高校とは次々と出会いを重ね、「またね!」っていう言葉で別れる関係になっています。どうか、この「またね!」が豊中市や桜塚の伝統となりますように!

最後は、陸前高田市です。米崎中学校正門横、昨日私達が植樹した「復興祈念桜」で植樹式。戸羽陸前高田市長、山田教育長、阿部米崎中学校校長が参加して下さいました。戸羽市長も豊中市との関係が強く、何度か豊中でも講演をされています。ご自身が大変な被災者であられるのに強いパワーで陸前高田を牽引されている様子を、私も昨年拝聴しました。心からの応援を送りたいです。

今回は、仙台空港から陸路岩手県に向かいました。まだまだ復興されていない被災地を通り北上しました。ダンプカーやショベルカーがフル活動し、砂塵が舞う中での移動でした。そんな中に「奇跡の一本松」が立っているのです。どうか皆さん、東北を忘れないでください。

教諭 長谷川伸子