阪井日向さん
新聞記者
「一致団結したときの強さを桜塚で学べた」
2015年桜塚高校卒業
スポーツニッポン新聞社勤務
■現在の仕事について
スポーツニッポン新聞社で、記者職を務めています。学生時代からスポーツが好きで、よく買っていたサッカー雑誌のコラムに感化されたのが最初のきっかけです。桜塚では当時現代文、古典を担当していた先生の授業が面白く、後々振り返ると今の職につながる部分を学ばせてもらったと感じています。スポニチでは20~23年まで阪神担当として18年ぶりリーグ優勝、38年ぶりの日本一を取材。23年の第6回WBCも取材班の一員として、侍ジャパンの世界一を現地で取材しました。24年からはオリックス担当を務めています。
■桜塚を選んだ理由
学力的に一番適していたこともありますが、私の母親の母校ということも受験を決めた理由の一つでした。初めて桜塚高校に足を運んだ際の、岡町駅から岡町・桜塚商店街を抜けて学校へと続く通学路、そして校舎の雰囲気の良さにも惹かれました。部活動も選択肢が多く、さらには大学への進路実績も年々向上していたことから、最終的に桜塚への受験を決めました。
■桜塚での思い出
最終学年の体育祭や文化祭などの行事の思い出も強烈ですが、部活動(軽音楽部)が一番の思い出です。全国大会にも出場するような部でしたが、楽器の技術向上はもちろんのこと、礼儀やマナー、規律等を普段の部活動や多くの校外での活動を通して学ばせてもらいました。バンドとバンドの転換をつなぐ「DJ(司会)」という役割を学内外問わず数多く経験させてもらいましたが、人前で話す度胸やスキルに関してはこの時の経験が今でも強く生きています。
■桜塚で得たもの
一番大きく学べたのは協調性だと感じています。当時所属していた軽音楽部では、ずっと同じメンバーとバンドを組むのではなく、一定期間でメンバーがシャッフルされる仕組みでした。どの曲をコピーする、ライブでどのようなMCをする…といったことで、時にはぶつかり合いながらも部員との関係性を構築していきました。ブロック対抗の体育祭もそうですが、人が一致団結したときの強さを桜塚では学べたと感じています。