卒業生の声_村岡裕麻さん、佐伯真央さん

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村岡裕麻さん
佐伯真央さん
本校教員

 

「今の生徒にも全力で取り組んでほしい」

村岡裕麻さん
2011年桜塚高校卒業
本校数学科教諭

佐伯真央さん
2012年桜塚高校卒業
本校国語科教諭

 

 

 

■本校を卒業して現在本校の教員として教壇に立っている2人から話を聞きました。

ーーまず自己紹介をお願いします

村岡 2011年に桜塚高校を卒業しました。大学を出てすぐに数学の教師になりまして、他校に8年勤めたあと、2023年に桜塚高校に赴任しました。
佐伯 私は村岡先生の1年後輩で2012年に桜塚高校を卒業しました。私も大学を出てすぐに国語の教師になりまして、他校に6年勤めたあと、2022年に桜塚高校に赴任しました。桜塚高校の生徒としては1年後輩なのに、教員としては1年先輩になります(笑)。

ーー高校時代はお互いのことはご存知でしたか

佐伯 村岡先生は自治会(生徒会)をされていたので、名前だけ知ってましたが、ほとんど知らないと言ってもいいくらいでした。
村岡 僕は名前も全く知らなかったですね。

ーー桜塚に赴任が決まったときはどう思いましたか

村岡 自宅から近いので通勤が楽だなというのが正直なところです(笑)。母校だから良いとか悪いとかもなかったですね。勝手がわかってるからいいかなとも思いましたが、卒業してから15年以上経ってますし、実際変わってることの方が多かったですからね。
佐伯 そうですね。前任校とはいろいろと違うところも多いので、不安はありましたね。

ーー桜塚に実際勤めてどういう印象ですか

村岡 おとなしい、真面目な生徒が多い印象ですね。良くも悪くも(笑)。自分たちが生徒のときはこんな感じだったかな、と思います。もっと先生に自分の考えを主張していたような(笑)。
佐伯 そうですよね(笑)。あと、私は勉強をがんばってる生徒が多いな、という印象ですね。
村岡 それ、ほんとに思います。今の生徒はよくがんばってますよね。

ーー村岡先生が3年生のときに女子の制服が今の制服に決定しましたが

村岡 2年生の前期に自治会総務部長になりました。そのときにクラスメイトだった女子生徒から当時の制服(ジャンパースカート型制服)が夏は暑い、着脱しづらい、ということを聞きまして、そこで全校生徒にアンケートを実施することにしました。結果、男子はそのままでいいという意見がほとんどでしたが、女子はほとんどの生徒が変更してほしいという意見でした。そして、先生方の協力の元、制服変更へと動いていきました。翌年、僕が3年生のときに全校生徒の投票で新しい制服を決めました。確か、11種類くらいからの投票だったと記憶しています。
佐伯 私はグレーのジャンパースカートでかわいいのがあったのでそれに投票したのを覚えています。ジャンパースカートが不評だから制服変更ということでの投票だったのにまたジャンパースカートを選んだという (笑)

ーー最後に後輩にあたる桜塚の生徒に一言お願いします

村岡 僕は国公立大学に進学しましたが、僕のときよりそこをめざそうとしている生徒が少なくなっているように思います。合格できず浪人した友人もいましたが、その後、志望した大学に進んでます。それは現役時代からずっと目標をもって勉強していたからだと思うんですね。初めからどうせ無理だと諦めてしまうのではなく、勉強はもちろん部活もそうですが、全力でやってほしいと思います。全力でやるからこそ結果もついてくるのだと思います。
佐伯 私も生徒には常日頃から手を抜いたらアカンって、テストや行事の毎に言ってます(笑)。何事も全力で取り組んでほしいと思っています。