卒業生の声_渡部要太さん

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渡部要太さん
市役所職員

「一人ではできなかったことも力を合わせれば成し遂げられる」

2019年桜塚高校卒業
豊中市役所職員

■現在の仕事について私は現在、豊中市職員として働いています。主な業務内容としては、更生保護団体等の事務作業や戦没者等の遺族への支援、“福祉共育”の推進事業など幅広く取り組んでいます。特に、小中学生を対象に福祉に関する体験学習を提供する福祉共育の推進事業は今後多様性が広がることが予想される現代社会において必要不可欠であると考えています。
どのような福祉共育を提供すれば、より児童・生徒は多角的な視点を持てるようになるかを考えながら日々取り組んでいます。

■桜塚を選んだ理由
明るい校風に惹かれたからです。それを感じたのは中学三年生時に参加した学校説明会でした。その頃の私は志望する高校が特になく、高校の学校説明会も友達の付き添い程度で参加していて、桜塚もその中の一校でした。桜塚の学校説明会では先生ではなく二人組の桜塚の高校生が校内を案内してくれました。その際に「桜塚は自分らしさを受け入れてくれる学校で何より明るい校風だ」ということを聞くことができ、お二人の雰囲気からもその魅力が伝わってきました。シンプルな理由ではありますが明るく楽しい三年間を過ごしたい、という思いから桜塚を選びました。

■桜塚での思い出
どれも宝物ですが、一番の思い出はラグビー部主将として、目標である府大会のベスト8になったことです。私たちの学年はラグビー経験者が一人もおらず、練習どころかまずはルールを覚えるところから始めるといった状態で、最初の二年間はなかなか勝てない日々が続きました。その後、私は主将となり、チームを引っ張りながら仲間と共に必死に努力し、迎えた府大会でベスト8を達成することができました。汗と泥だらけの思い出ですが、今でも私の最高の思い出であり、一番の宝物です。

■桜塚で得たもの
学校生活で学んだことは、友達の大切さです。具体的には友達を作り、部活や勉強を一緒に乗り越える経験をしたことで、一人ではできなかったことも力を合わせれば成し遂げられると学びました。また、三年間で体育祭や文化祭、修学旅行などの経験から友達と一緒なら2倍楽しく、辛いことは半分になるということが分かったのも、大切な財産になりました。

6年経ち、社会人となった今でも当時の友達と食事に行くことも少なくなく、友達には本当に恵まれたなと感じています。